麹素材開発

麹素材開発

ビオックでは、米・大豆・麦など従来から麹とされてきた穀物はもちろん、
お客様の素材を麹に加工した麹素材開発を承ります。
様々な価値基準が生まれる中、麹加工によって
素材の再利用や高付加価値商品を生み出すことが
世界中で期待されています。

麹加工のメリット

麹加工最大の特徴は麹菌による酵素の大量生成にあります。
麹は「酵素の宝庫」といわれるほど多種多様な酵素を麹菌の成長過程で生産します。
この酵素の働きなどによって素材のもつポテンシャルを最大限に引き出し、
様々な付加価値や新たな機能や特徴を与えることが可能になります。

麹加工の実例

ビオックだからこそできる麹加工

豊富な経験に基づくサポート 豊富な経験に基づくサポート

室町時代創業の糀屋三左衛門から受け継いだ麹造りに関する知見と、全世界3000社以上との取引の経験に基づき、お問合わせから開発までしっかりとサポートいたします。

素材・目的に合わせた麹菌選び 素材・目的に合わせた麹菌選び

ビオックでは性質や特徴の異なる麹菌を約3000種保有しています。素材や目的にあわせて比較検討をおこない、より適した麹菌での麹製造が可能です。

大量かつ純粋な培養 大量かつ純粋な培養

大型の特殊麹培養装置を使用することで、雑菌の混入を防ぎ、目的の麹菌を純粋培養した安全で高品質な麹を一度で大量に製造することができます。

麹加工による変化の実例

有効成分の付与

株式会社東洋発酵との共同開発素材である「大豆麹」では、麹加工によって強力な抗酸化・抗糖化機能を持つ「水酸化イソフラボン」が生成されています。水酸化イソフラボンは、大豆そのものには含まれない、大豆を麹化することで生まれる成分です。また、大豆に含まれるタンパク質が遊離アミノ酸にまで分解されているため体への吸収性が大豆と比べて飛躍的に高まっており、旨味に関わるグルタミン酸も発酵前と比較して圧倒的に増加しています。

有効成分の付与
素材の再利用

コーヒー豆の麹加工により、発酵前と比較して見た目・風味ともに変化が見られる麹菌とコーヒー豆の組み合わせが存在することが示されました。この実例によりローグレードや廃棄となる製品に特徴を付与し、素材の再利用や高付加価値化が期待できます。
コーヒー豆麹は嗜好品プランナー青山祥さんとの取組みです。

素材の再利用
食感・風味の変化

キヌアを黒麹菌で麹加工することにより、真っ黒でユニークな見た目で独自の風味が生まれました。この見た目はキヌア麹を使用したカフェメニューのお披露目イベントにて「森のキャビア」と評され、料理に個性を与えることに成功しました。
キヌア麹はフードクリエイター鈴木裕太さんとの取り組みです。

食感・風味の変化

麹加工素材完成までの流れ

打合せ 打合せ

オンライン対応も可能です。

菌株選定 菌株選定

目的や素材に最も適した麹菌をお客様にご提案・選択できます。

試験製造 試験製造

原料約10kgまで

完成 完成

指定工場などに納
品いたします。

実機製造 実機製造

原料50~300kg/回

試験品検証 試験品検証

検査などを通して試験品の品質検
証をおこないます。

お手持ちの素材など、
まずはお気軽にお問い合わせください。

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KOJI Certification 麹検定